2019年9月28日に福岡県福岡市で行われたイベント
「Next Stars Circle」略称ネクスタに
伊東健人さんがゲストとして出演されました。
Next Stars Circle = ネクスタは
「声優界のネクストスターを九州から応援する」
というコンセプトのイベントです。
今回「ネクストスター」として登場されたのは
伊東さんと同じ81プロデュースに所属する
長谷徳人(はせ のりひと)さんです。
お二人は仲の良い先輩後輩ということで
和やかな雰囲気のなか楽しい時間を満喫させてもらいました。
伊東さんから初めて聞く貴重なエピソードもあり
「参加できてよかった!」と
心から思えるトークイベントとなりました。
※当サイトは伊東健人さんファンサイトという性質上
感想やレポの割合は伊東さんメインになることをご了承ください。
また、トークイベントは映像媒体などで
見直しや確認ができないため
各コーナーやセリフの順番、細かな内容が異なる可能性があります。
筆者は昼の部、夕の部ともに参加できたので
・昼の部感想
・夕の部感想
の順番でイベント内容をご紹介します。
今回、記憶に残っているものをなるべく多く書こうとして
大ボリュームの記事となっています。
お時間がない方は目次から
興味のあるトーク内容をご覧ください。
目次
■昼の部 晴天のスタート
この日の福岡市は晴天で、気温も暑すぎず過ごしやすい気候でした。
伊東さんが2018年3月に福岡県北九州市で
アイドルマスターSideM 3rd STAGE 福岡公演に出演された時も
気持ちの良い晴れ空でしたね。
今回のイベント「Next Stars Circle」では
【ペンライトを使って、会場のお客さんが答えを選ぶコーナーがある】
と事前に案内がありました。
あくまで声優さんを応援するイベントなので
作品名やキャラクター名が入ってない商品が推奨されています。
物販で「Next Stars Circle」ロゴ入りペンライトが発売されたので
それを買うか、持参して使うとさらに楽しめるイベントでした。
※筆者はミックス・ペンラを持参して振りまくりました。
昼の部 前説
開演の10分ほど前に、ネクスタのスタッフさんが登場しました。
イベントは撮影が禁止されているなど
注意事項を説明されたあと
「伊東さんは去年の3月に福岡へ来ていますね。
僕もその会場にいました! (※アイマスのプレイヤー=プロデューサーさん)
ラップも好きです!(※ヒプノシスマイク) 」
と語られてました。
次に、ペンライトを使う場面があるので
事前練習ということで簡単なアンケートをとることに。
- 福岡県に住んでいる方は 赤色
- 何回か来た事がある方は 青色
- 今日初めて来た方は 白色
を光らせるという指示が出たため
会場が一斉にライトの光で埋め尽くされました。
なおアンケートの結果は
福岡県在住の方と、何回か来た事がある方が
半々ぐらいだったようです。
ライトを点ける練習も終わり
いよいよゲストの皆さんを呼ぶ時間が近づいてきました。
「早くゲストの方に会いたいと思いますので
僕の話はここまでとさせていただきます。
もし私と語りたいという方がいたらホール前にいますので話しかけてください!」
と、まさかのスタッフさんと雑談OKのおしらせがあり
会場からは笑い声が起きました。
スタッフさん退出後、会場は
もうすぐゲストの皆さんにお会いできるという
ワクワク感や高揚感に包まれました。
昼の部開演時間の13:30になり
いよいよネクスタvol.2がスタートします!
MC 松崎克俊さん登場
まずはMCの松崎克俊さんが登場されました。
※お名前の漢字が、会場で配布されたチラシでは「松﨑克俊」さんとなっていましたが
本記事では公式サイトの表記にあわせて「松崎克俊」さん表記で統一させていただきます。
松崎さんは太田プロダクション所属のお笑いコンビ
「やさしい雨」ボケ担当の芸人さんです。
アニメ、ゲーム、漫画が趣味でアイドルマスターが大好きということで
まさに今回のイベントに適任な方でした。
福岡県出身という話題から
松崎さんは筑豊‥田川郡のご出身という話の流れになり
「田川出身といえば、最近男性声優で
メンサに合格して声優界で話題になった方がいますね!」
と、小松昌平さんの話題を出してPの皆さんに受けていました。
※小松さんは伊東さんとアイドルマスターSideMなどで共演されており
WTスペインで一緒に曲を歌っています。
簡単な自己紹介が終わり、ゲストのお二人を呼ぶことになりました。
松崎さんが舞台袖に向かって声をかけます。
長谷徳人さんと伊東健人さん登場
壇上に長谷徳人さんと伊東健人さんが現れました。
会場中に大きな拍手が響きます。
長谷さんは白いシャツの上に秋色の赤いトップス
伊東さんはブラウンのシャツを着ています。
まずは長谷さんの挨拶が始まり
会場が白いペンライトで埋め尽くされました。
どうして白だったのかというと…
各座席にチラシやアンケートが置かれていたのですが
一回り小さな紙が一番上に乗っていました。
そこには
「お二人の好きな色のペンライトでお迎えしたい!企画」
出演者の皆さんにアンケートを取らせていただきました。
その中で好きな色を教えていただいたのですが、
ご登場の際にその好きな色のペンライトでお迎えしたい!と思っています。長谷さんの一番好きな色:白
伊東さんの一番好きな色:青 (原文より一部引用)
と書かれてあったのです。
この後、なぜ白が好きなんですか?という質問があり
長谷さんは「正義のヒーローっぽいからです!」と仰ってました。
つぎに伊東さんの挨拶が始まりました。
今度は会場中が青いペンライトに染まります。
青色が好きなはっきりした理由は特にないようで
戦隊ものでいうとブルーの立ち位置が好きだそうです。
出演者の皆さんが揃ったところで
まずはトークコーナーが始まりました。
トークコーナー「福岡県について」
まずは福岡県について聞かれ
開口一番に「ご飯がおいしい」とおっしゃった伊東さん。
「もつ鍋のしお、しょうゆ味を食べ
〆のちゃんぽんを食べたあと
もう入らないかもと思ったけど最中アイスを食べました!」
この他に馬刺しなども食べたそうですが
とんこつラーメンはまだとのこと。
伊東さんがブログに掲載されていたとおり
福岡に前日入りした皆さんは
ご当地グルメを思いきり堪能したご様子でした。
実は、
昨日の夜から福岡にはいて・・・
ご飯が美味しくて・・・
完全に・・・
食べ過ぎております笑(2019年9月27日 伊東健人さん公式ブログより)
ブログには飯テロな写真が多数掲載されています。
長谷さんは福岡県、九州でのお仕事は初めてだったそうです。
伊東さんは2018年3月のライブ以来
福岡県でのお仕事は2回目ということでした。
トークコーナー「声優を目指したきっかけは?」
長谷さんが「声優」という職業の存在を知ったのは
中学生のときだったそうです。
遊んだゲームのエンドロールで
キャラクター名の横に人名があることに気付き
そこから調べて「声優」を知ったとのこと。
この時遊んでいたゲームは テイルズ オブ エターニアで
主人公を演じた石田彰さんが
当時放映されていたアニメ ガンダムSEEDの
「アスランの声の人だ!」と理解されたそうです。
学生時代にどんなアニメを見ていたか、という話題は
前日入りで出演者の皆さんと食事をした際にも出たらしく
その中でもMCの松崎さんは、伊東さんの回答が印象的だったようで
「伊東さんはどんなアニメを見ていましたか?」と質問されました。
「セイントテールやセーラームーンを見ていました!
当時はレイアースとかスレイヤーズが
(女性主人公のアニメが)まとまって放送されていましたね」
と、伊東さんは笑顔で語ってました。
「初恋は羽丘芽美ちゃんだった(怪盗セイント・テールの主人公)」と
以前Twitterで書かれていたとおり
いの一番に作品名を挙げるほど好きな作品であることに変わりはないようです。
(当サイトでも伊東健人さんのプロフィールに記載しています)
その後、伊東さんはぱたりとアニメを見なくなり
大学卒業後に声優の仕事を始めるまで
一切リアルタイムでアニメを見ていなかったそうです。
そんな伊東さんが声優を目指したきっかけは
ご自分の性格を変えたかったから。
高校生になった伊東さんはご本人いわく「ド陰キャ!!!」(大声で2回言ってました)で
性格はそのままに成長していきます。
やがて大学3年生になり
「就活というイベントが発生したんです」(伊東さんの言い方そのままに書いてます)
コミュ力がこのままではマズイと思い
伊東さんは専門スクールに通おうと決意します。
大学や就活で忙しいなか授業を受けられるのが
たまたま東京アナウンスアカデミーの声優科だった、ということだそうです。
声優科に通うのは「習い事のような感じ(松崎さんの例え)」で
途中まで就職活動も続けていましたが
それをやめて「ドロップアウトしました」とのこと。
こういった経緯から、当時の伊東さんは
声優の名前すら知らない状態だったそうです。
たとえば81プロデュース所属のベテラン声優 中尾隆盛さんのことも
「フリーザの人がいる!という認識で、今にして思えば大変失礼でした」と仰っていました。
改めてご本人から声優になった経緯を聞くと
思わぬきっかけで道が開けていて、本当にすごいと筆者は感じました。
お客さんが選ぶ!質問コーナー
トークコーナーの次に始まったのは
ペンライトを使う本イベントならではのコーナーでした。
壇上のスクリーンに6つの質問が表示されます。
それぞれの質問には色が設定されており
ゲストのお二人に聞いてみたい質問に該当する色を
お客さんがペンライトで光らせて
一番多かった質問に回答する、という形で進行していきました。
たとえば「マイブームは何?」という質問は
該当する色が 白だったので
このトークを聞きたいお客さんはペンライトを白にして意思表示します。
最終的に選ばれた質問は
「マイブームは何?」
「好きなタイプは?」
「休日の過ごし方は?」の3つでした。
「マイブームは何?」
長谷さんのマイブームは「アプリゲーム」
特に最近始まったラブライブのアプリをよく遊んでいるそうです。
伊東さんはマイブームは何かすこし悩んだ様子でしたが
「グミ!」と回答されてました。
最近は硬めのグミをよく食べており
特にタフグミの乳酸菌味がお気に入りだったそうですが
その後コンビニから乳酸菌味の取り扱いがなくなり
「幻の味」となったため、都内の店舗を探し回ったとか。
最終的に近所にあったまちおか(おかしのまちおか)で購入できたそうです。
「好きなタイプは?」
この質問を見た伊東さんが真っ先に
「何のタイプのことですか?好きなポケモンのタイプとか?」
とボケを繰り出しました。
伊東さんはそのまま大きな声で
「僕は水!!ゼニガメを必ず選んでました」 と語り始めます。
長谷さんもこのボケに乗っかり
「僕はポッポです」「でんきタイプならマルマイン」
とポケモントークに花が咲いたところで
松崎さんからようやく本来の質問に答えるようツッコミが入りました。
長谷さんが好きなタイプは「がんばって努力しているボブカットの子」
伊東さんはこの質問には答えてなかったと思われます。
「休日の過ごし方は?」
長谷さんは休日は外出するタイプだそうです。
以前、長谷さんと伊東さんはディズニーランドへ遊びに行ったことがあり
その時のエピソードを紹介してくれました。
長谷さんは番組の企画でディズニーランドのペアチケットが当たり
伊東さんや声優仲間複数人に声をかけ、いっしょに遊びに行くことになりました。
このとき伊東さんは、自分は年パスを持っているからと
なんと一緒に遊びに行った方全員分の入場チケット料を支払ってくれたそうです!
長谷さんいわく「兄貴かっこいいです!」
※イベント中 長谷さんは伊東さんのことをイトケンさん、兄貴と呼んでいました
伊東さんがディズニー大好きという情報は知っていましたが
ランドの入場料をおごるという太っ腹なエピソードがあるとは驚きでした。
後輩の皆さんにとって、伊東さんは頼れる先輩なのだと
知ることができたお話でした。
長谷さん&伊東さんクイズ10問
次に行われたのはクイズコーナーです。
長谷さんと伊東さんに関するクイズが10問出題され
先ほどの質問コーナーと同じく
解答にはそれぞれ色が当てはめられています。
正しいと思う解答の色を、お客さんがペンライトで光らせて
一番多く光った解答が選ばれる という流れです。
このクイズの正解数によって
最後に披露されるご褒美が変わる、というシステムでした。
気になるご褒美は何かというと
「長谷さんと伊東さんが
下記シチュエーションに当てはめたセリフで
しりとりをする」 というものです。
1~3問正解:中二病が言いそうなセリフ
4~7問正解:チャラ男のナンパ
8~10問正解:上司から愛の告白
正解数が3問以下なら
中二病セリフでしりとりをして終了。
7問以下なら、中二病のセリフを言い終わった後
二周目はチャラ男でしりとり‥と
キャラパターンがどんどん増えるものでした。
「中二病のセリフとは?」という会話から
伊東さんが一言「牙突!」(やや低音ボイス)と叫んだことをきっかけに
当時はるろうに剣心の技をマネした子が多かった、というエピソードも。
MCの松崎さんが「二重の極みとかね」と言った際
伊東さんが自分の机に向かって
実際に左手で”二重の極み”を放っているのを目撃しました。
伊東さんなら21世紀P時代にフタエノキワミも見ていてもおかしくないと思ってます
そんな会話が飛び交うなか、会場は
8~10問正解して全てのパターンを聞きたい
という空気になってたように感じます。
いよいよクイズが始まりました。
長谷さんと伊東さんがヒントを多く出してくれたおかげで
正解できたクイズもあります。
クイズの解答は以下のとおりです。
冒頭についている○×は
○が会場のお客さんが正解した問題、×が不正解だった問題になります。
長谷さんのクイズ
○ 好きなお菓子は? 答:チューイングキャンディー
○ 好きなアニメは? 答:ラブライブサンシャイン
○ ボイスサンプルで紹介している、仕事前のルーティーンは? 答:決まった飲み物を飲む
○ 自分の性格で直したいところは? 答:気分屋なところ
× 将来なりたかった職業は? 答:アクアリウムショップの店員
伊東さんのクイズ
○ 苦手な野菜は? 答:トマト
○ 思い出に残っているイベントは? 答:2011年のアニサマ
× 無人島に一つだけ持っていくなら? 答:チャッカマン
○ 自分がなってみたいキャラは? 答:ミッキーマウス
○ 好きな映画は? 答:バックトゥーザフューチャー
キャラシチュエーションしりとり
というわけで、クイズは合計8問正解となったため
長谷さんと伊東さん‥そしてMCの松崎さんも一緒に
ご褒美である「3パターンのキャラ口調でしりとり」が行われました。
お三方のセリフを覚え切れればよかったのですが
恥ずかしながら、筆者が興奮のあまり記憶が飛んでしまった部分もあり
ここでは伊東さんがしりとりで言ったセリフのみご紹介します。
細かい部分は違うかもしれませんが、大体こういった感じでした。
1.中二病が言いそうなセリフ
「我はダミアンである」
2.チャラ男のナンパ
「振られ話をオレにするってことはぁ 口説いていいの?」
3.上司から愛の告白
「‥だめかな?私の専属秘書になるというのは」
文字だけでは伝わりづらいのですが
各シチュエーションやキャラに合った声や口調でした。
中二病のときはやや低めの声で朗々と
チャラ男のときは軽薄そうな声で飄々と
上司のときはやや年配の声で静かに語りかけてくれました。
セリフを言ったあとに、会場から黄色い声があがる場面もありました。
2番目のチャラ男セリフを披露した際は
松崎さんが思わず「それ本当にチャラい男!」
「シチュエーションCDで聞きたい」と仰るほどのチャラさでした。
どのパターンも素晴らしかったです。
ファンからの質問「ソフトバンクホークスについて」
事前にお客さんから募集していた質問に答えるコーナーです。
伊東さんへの質問は
野球好きの伊東さんに、福岡県を本拠地とする
「ソフトバンクホークスについて語ってほしい」といった内容でした。
伊東さんは東京都出身で
テレビなどで目にする機会が多かったチームは巨人ですが
野球については一通り話せるということで
なかなか貴重な伊東さんによるホークス語りが始まりました。
「僕が覚えているのは96年ごろからで
球団名もまだダイエーホークスでしたね。
当時はチームがあまり強くなくて…」
伊東さんはすらすらと、当時の選手名やチームの流れを語りだします。
前説のアンケートで判明したとおり
この日は福岡県在住の方が半数ほどいたため
会場のあちこちで「うんうん」と頷くお客さんが多く見受けられました。
「…で、99年に優勝するんですけど
ごめんなさい、何か語りすぎて気持ち悪いですかね?」
と、トークの途中で伊東さんが客席に質問されてましたが
気持ち悪いどころか、地元民も納得の
ホークス語りをしっかりされていたように思います。
トークは99年までのホークスの歴史で終了しましたが
2000年代以降についてもまだまだ語れるようで
伊東さんの深い野球愛を感じられるコーナーとなりました。
最後に、当日の物販コーナーで販売された
長谷さんと伊東さんのオリジナルグッズの宣伝があり
あっという間に90分が過ぎ、昼の部が終了となりました。
今まで知らなかったエピソードも聞けて
ファンとしてはとても充実した90分間でした。
夕の部への期待が高まりつつ、筆者はここで一度会場を出ました。
■夕の部 雨の中スタート
昼の部は晴天でしたが、夕の部が始まる16時ごろから
いきなり土砂降りの雨が降り始めました。
傘を持っておらず、建物の軒先で雨をしのぐ人も多く
筆者もなんとか会場まで戻ることができました。
夕の部での前説
夕の部前説も、昼の部と同じスタッフの方が担当されました。
ペンライトを点ける練習として
- 昼の部も参加した方は 赤色
- 夜の部のみ参加の方は 青色
という質問がでました。
会場の7割近くが、昼の部も参加した方だったようです。
ちなみに、昼の部が終わった後
お話をしにいったお客さんはいらっしゃらなかったようで‥
「終演後に話しかけてくれてOKです!」
と、改めて案内がありました。
残念ながら筆者はイベント後すぐ帰路についたため
このスタッフさんとお話したお客さんがいたのかは確認できていません。
前説の方をはじめとして、やさしく丁寧なスタッフさんばかりで
気持ち良くイベントに参加することができたのは確かです。
やはりあっという間に時間が経ち
17:00から夕の部がスタートしました!
伊東さんがよくモノマネするのは○○○○
MCの松崎さん、長谷さん、伊東さんが登壇します。
長谷さんは前髪をアップにして
昼の部とちがった印象になっていました。
伊東さんは登場後の挨拶で
「雨が降り始めたそうで、大丈夫でしたか?
傘もってきてない方‥(客席の3~4割から手が挙がり)
ああ、お足元が悪い中ありがとうございます」
と、こちらを気遣ってくださいました。
お三方が揃ったトーク冒頭に
MCの松崎さんから【カラオケDAM】について話が出てきました。
伊東さんは2019年9月のDAMチャンネルに
アイドルマスターSideMメンバーとしてコメント動画に出演されています。
「DAMチャンネルをごらんの皆さん こんにちは!」という
おなじみのフレーズから始まるあのコーナーです。
DAMチャンネルで披露されたエピソードは
・カラオケでアイドルマスターSideMの曲を歌うとき 皆なぜか自分の担当キャラの歌は入れず 他の曲を歌う時は担当声優さんのマネをする ・そのなかでも特に、伊東さんがモノマネをする回数が多い
といったものでした。
松崎さんはここから更につっこんで
「カラオケで、伊東さんが一番多くモノマネをするキャラは?」と聞かれました。
悩みに悩んだ伊東さんが出した答えは
「ホリエル」(※堀江瞬さん)
堀江さんは伊東さんから見てとても歌が上手な方で
歌謡曲などではこぶしをきかせて歌うこともできるのだそうです。
「ピエールはそういったこぶしを利かせた歌とは
異なるものを求められるキャラだけど
それもしっかりと演じて歌い上げててすごい」とべた褒めされてました。
伊東さんいわく、モノマネになってしまうのは複合的な理由があるそうで
・その楽曲に一番最適化されている音が、担当している声優さんの声だから
・カラオケで披露するにあたってのサービス精神
・歌っているうちに、自然と担当声優さんの歌い方に寄る
ということで、モノマネが多くなるそうです。
伊東さんが実際に見せてくれるようで、短く高い声を出し始めました。
これは矢野奨吾さんがアイドルマスターSideMのライブなどで
もふもふえんの岡村直央くんを演じる前に
喉をチューニングする様子と似たような感じです。
徐々に高い声を出していく伊東さん
そしておもむろに
「やふー!」
と、アイドルマスターSideMの ピエールの声マネ を披露してくれたのです。
これには会場も大盛り上がり!
このピエールの声マネがかなり似ていたのも驚きでした。
彼はかなり高音の少年ボイスなのですが
「やふー!」の一言だけなら伊東さんと分かる方は多くないかも‥と
思えてしまうほどによく似ていたんです。
貴重なモノマネを実際に聞けてとても嬉しい瞬間でした。
福岡で「伊東健人と行く○○○○○○」ができる?
フリートークはまだまだ続きます。
長谷さんと伊東さんが、福岡県でやりたいことは?という質問に
長谷さんは「てんちか」(※天神地下街)に行ってみたいとのこと。
会場からすぐ近くにあるのですが
クリスマスなどの時期になると飾られるイルミネーションを見てみたいそうです。
伊東さんは行きたいところがあるか?という流れになり
「刀の展示が‥」と話し始めた瞬間、客席から「ああー」と納得の声があがりました。
実はこの日、福岡市の博物館に
伊東さんが「刀剣乱舞-ONLINE-」で演じている桑名江が
展示されている期間だったのです。
どうも伊東さんの口ぶりから、今回は展示を観にいけかったようなのですが
「近くまで来れたことに縁を感じます」とおっしゃっていました。
刀の展示以外に行きたいところを聞かれ
伊東さんの答えは「ドームに行ってみたいです!」でした。
ヤフオクドームにはまだ行った事がなく
昼の部でホークストークを披露したこともあり
「伊東健人と巡るホークス観戦ツアーはどうでしょう?」と
MCの松崎さんから提案される一幕もありました。
もし本当にそういったツアーが実現したら楽しそうですよね。
検証コーナー お二人の特技を披露!
事務所のホームページに掲載されている
長谷さんと伊東さんの「特技」を実際に見せてもらおう!というコーナーです。
長谷さんはバドミントン部に1年間所属していたということで
実際にラケットとシャトルを用いて
シャトルリフティングなどの腕前を見せてくれました。
一方伊東さんは作曲が特技ということで
ゆめラジのようにアコギを弾いて‥というわけではなく。
「お客さんが選んだテーマに合わせて
その場で作詞作曲をしてアカペラで歌う」という
まさかの高難易度クエストでした。
しかもお客さんに選ばれたお題は 「福岡」
伊東さんが福岡県を訪れたのはこの日が2度目で
観光もろくにできていない状況です。
予備知識がほとんどない中でやらなくてはならないという
かなり可哀想な事態に陥ってましたが、なんとかやりとげてくれました。
このとき披露された歌の中で
♪台湾にやや近い
といったフレーズが出たのは、伊東さんの遠い親族に
台湾で活躍した日本人技師 八田與一氏がいらっしゃるのが
もしかしたら関係しているのかもしれません。
「2019年で一番のムチャ振りでした!」とご本人も仰ってましたが
もし次に「福岡」をテーマに作曲する際は
また違った歌が聴ける?かもしれません。
★伊東さんの役作りについて
アイドルマスターSideMやヒプノシスマイクなど
伊東さんはキャラクターソングを歌うライブイベントに
出演する機会が度々ありました。
お客さんから事前募集した質問は、そういったイベントで
伊東さんはキャラクターが憑依していると思えるほどだったと誉め
「役作りで意識していることがあれば教えてほしい」といった内容でした。
これを聞いた伊東さんは、少し考えてから話し始めます。
「役作り‥難しい話ですよね。
自分はあくまで「声優」なので
舞台役者やミュージカル俳優とは違い
専門の訓練を受けていないんです。
キャラクターとイコールにはなれない。
たとえばライブイベントのMCの時に
自分自身(伊東健人)としてやるか、キャラクターとして振舞うか
いつもジレンマを抱えています。
本番でステージの上に立った時には
「オレがコイツだ!」という精神で全力を出すんですが
(リハなどで)ジレンマと戦ってます。」
「たとえば
新しい作品に自分が出演すると発表された時
「伊東健人のファンだから」という理由で
出演作品を見てもらうのはありがたいし
それが自分に求められる役割でもあります。
でも、また次の新しい作品に出演するとなった時
ファンはそちらの作品に移動してしまう。
それは作品のためになるのか?
ぐるぐると考えてしまうんです。(椅子に座ったままぐるぐると回転しながら)
考えすぎるので「よしゲームをやろう」という風になるんです」
伊東さんはこのトークの後
「こんな真面目な話をするつもりじゃなかったああ!」と仰っていました。
しかし筆者は、伊東さんがこういった俯瞰的視点をもって
真摯にお仕事に取り組んでいると知れて
一人のファンとしてありがたいことだったと思っています。
夕の部もあっという間にエンディングの時間となり
ネクスタvol.2は無事終了しました。
「ネクスタ」は声優ファン注目のイベント
伊東健人さんのいちファンとして参加させてもらいましたが
長谷さんと松崎さんの魅力も味わえて
1部90分ではあっという間だった!と感じるほどに
とても中身の濃い時間を過ごさせてもらいました。
伊東さんのエピソードを聞かせてもらい
また新しい魅力を発見できたことも嬉しかったです。
「ネクスタ」は参加できて本当によかったと
心から思えるイベントでした。
また伊東さんが「ネクスタ」に出演されることがあったら
ぜひ参加したいと筆者は思っています。
素晴らしいイベントをありがとうございました!