伊東健人さんがレギュラー出演している
アニメ「アイドルマスターsideM」の放送が2017年10月より開始しています。
そして、伊東さんが演じる硲道夫(はざま みちお)の所属する
元教師によるアイドルユニット S.E.M(セム)がメインで描かれた
アニメ第5話「先生よ、大志を抱け!」が放送されました。
以下の感想記事にはネタバレ要素が含まれています。
第5話をまだ視聴していない方、ネタバレを絶対に読みたくない方は
ここで読むのをストップして他の記事をご覧ください。
なお、アニメ「アイドルマスターSideM」全話がdTVで配信されています。
この記事を読む前にアニメを視てもらうと、より楽しんでいただけると思います。
【以下ネタバレあり!ご注意ください!】
目次
第5話のあらすじ
S.E.Mのもとに、予備校が主催する「受験生応援ステージ」の出演オファーがきた。
初ステージを完璧なものにするため、S.E.Mの3人と
315プロダクションのアイドルたちは早朝ランニングで特訓することに。
はたして、元高校教師ユニット S.E.Mは初ステージを成功させられるのか!?
みどころ
第5話は伊東健人さんファンはもちろん
硲道夫、S.E.Mファンにとっても大変みどころがありました。
日常シーン、過去、アイドルとしての描かれ方など
全てにおいて見逃せないポイント満載です!
そのなかでも特に印象に残ったみどころを4点まとめてみました。
丁寧に描かれたS.E.Mの個性・関係性
S.E.Mは元々同じ高校に勤めていた教師たちです。
3人とも個性的で、その第一印象の強烈さから性格を誤解されやすい面もあります。
たとえば硲道夫はゲーム内で【冷厳教師】というタイトルのカードが登場したり
「君と雑談のたぐいをする気はない」から始まるセリフがあります。
しかし彼は第5話で描かれたように
決して無理をさせず、自分のペースで行動するよう諭したり
病人が出ると必要なものを入手したうえで走ってくるなど
常に相手を思いやる行動をとる、心のやさしい先生なのです。
硲道夫だけでなく、S.E.Mのユニットメンバーである
舞田類と山下次郎もそれぞれの魅力がしっかり描かれています。
さらに「アイドルマスターsideM」内で唯一
30代が複数いるユニットならではの
【大人の男性】の人間関係が描かれたのも魅力の一つです。
DRAMATIC STARSやBeitにも前職がある大人がいますが
S.E.Mは全員同じ高校で教師を勤めていたという点で
他のユニットとはまた違った経緯を経てアイドルとなっています。
そういった3人の関係性や信頼しあっている様子が随所に描かれており
S.E.Mファン兼S.E.M担当Pとして大満足の回でした。
ゲームに登場した回想やイベントが取り入れられた
S.E.Mがアイドルに転身するきっかけとなった過去や
硲道夫が数学教師時代に授業へ興味をもってもらうために行った仮装など
ゲーム内で描かれた回想やストーリーの要素が取り入れられているのも特徴です。
さらに、劇中で硲道夫が着ているランニングウェアは
イベント「押忍!アイドル応援団!」ランキング報酬だった
SRカード【ロジカル・エール】硲道夫のチェンジ前と同じデザインです。
さらにさらに、S.E.Mの初ステージで着ていた応援団服は
上に同じく SRカード【ロジカル・エール】硲道夫のチェンジ後と同じです。
ゲームを遊び、S.E.Mを応援してきたプロデューサーにとって
ご褒美といっても過言ではない嬉しい要素満載の回でした。
新曲がお披露目された
第5話エンディングにて、S.E.Mの新曲がお披露目されました。
今回のストーリーや、S.E.Mの信念をそのまま表現した
元気いっぱい前向きな応援歌ソングとなっています。
「From Teacher To Future!」
作詞:松井洋平さん
作曲:本多友紀さん(Arte Refact)
編曲:脇 眞富さん(Arte Refact)
試聴動画を見ていただくと分かるとおり
聞くだけで元気が出てくるようなパワーあふれる楽曲です。
ライブでお披露目されたら、コールが大変盛り上がりそうですね!
この楽曲が収録されているCD「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 03」は
2017年12月13日に発売されます。
アニメオープニング曲「Reason!!」のS.E.Mバージョンも収録されるので
ぜひ入手してS.E.Mから元気をもらいましょう!
CD「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 03」
現実のライブと同じダンス
ここは一番のみどころといっても良いかもしれません。
ストーリー後半、S.E.Mは初ステージで Study Equal Magic! を披露します。
そこで描かれている振付や動きは
伊東健人さん、榎木淳弥さん、中島ヨシキさんが
今までのライブで行ったものとそっくりそのままなのです!
たとえば、パフォーマンスが始まる前の演出は
ファスライ(THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE)から引き継がれています。
3人がそれぞれアップになる場面では
セカライ(THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE)と同じ動きをしています。
特に分かりやすいのが硲道夫がアップになり指をくいくいと2回曲げるシーンで
伊東健人さんがセカライでされている動きそのままです。
アニメとゲームキャラと現実の声優さんのライブが融合した
大変おもしろい映像表現となっています。
全体的に、ライブシーンはセカライの動きを中心に作られてるように思います。
伊東さんたちと同じダンスや動作をしているS.E.Mが見れるので
ファスライ、セカライを見た方は絶対に見て欲しい回です!
余談ですが、超音楽祭2016@ニコニコ超会議2016のステージで
山下次郎役の中島ヨシキさんは高熱が出ている状態でパフォーマンスを行っていた
というエピソードがあります。
第5話で山下次郎は風邪をひいてしまいますが
もしかしたら、上記の中島ヨシキさんのエピソードが元になっているのかもしれませんね。
伊東健人さんファン必見ポイント
伊東健人さんファンにとって、最初から最後まで必見の回と断言できます。
硲道夫はゲーム内ではあまり表情や感情が動かない印象をもたれがちですが
このエピソードでは笑ったり、焦ったり、ギャグ顔や真剣な顔といった
様々な表情を見ることができます。
表情というのはイラスト面ではもちろん、声もそうです。
伊東さんはどの場面でも、絶妙なトーンで硲道夫に命を吹き込んでいます。
硲道夫を応援したい、プロデュースしたいと思わせる魅力は
キャラクター設定はもちろんですが、伊東さんが硲道夫を生きてきたことで
より魅力あるキャラとなっているのは間違いないのではないでしょうか。
そして何よりライブシーンは必見中の必見です!
上に書いたとおり、今までに行われた「アイドルマスターsideM」のライブで
伊東健人さんが実際にとった動きがそのまま描かれています。
視聴する際は、実際のライブと同じくピンクのサイリウムを用意して
いっしょにタケノコダンスを踊るとさらに楽しめますよ!
今回は伊東健人さんが演じる硲道夫のユニット S.E.Mメイン回のため
感想記事を書かせていただきましたが、このほかの回も全てオススメですよ。
アニメ「アイドルマスターsideM」は
登場するキャラクターの魅力をしっかり描いてくれる素晴らしい作品です。
すべての話数を見終わるころには、きっと
315プロダクションのアイドル全員を応援したくなること間違いなしです!
S.E.Mは元教師という経歴や「生徒諸君」というセリフがあることから
子どもに向けてメッセージを送ってると思われがちですが
大人にとっても・・・むしろ大人だからこそ
彼らに教わることや伝わってくるものも多いと思います。
興味がわいた方は、ぜひ今回紹介した第5話だけでも視聴してみてください。
dTVは初回登録から31日間無料で観れるのでオススメですよ。